阪神ドラフト6位、四国IL・徳島の福永春吾投手(22)が7日、他の新人よりも一足早く、兵庫・西宮市の虎風荘に入寮し、食堂の豚キムチ丼のおいしさに感激した。

異例の早さで入寮した阪神福永
異例の早さで入寮した阪神福永

 独立リーグ時代は年俸200万円にも満たない給料で生活。昼間はうどんだけで、夕食はご飯と納豆のみがほとんど。「ご飯に関しては本当に豪華に感じました。すごいバランスが取れていておいしかったです」。

 母校のクラーク記念国際高では、今後の活躍次第で福永の銅像設立も検討するという。クラーク博士像と登山家の三浦雄一郎校長像の横に、福永像が並び立つか。おいしいご飯に後押しされ、大志を抱く。

(2016年12月8日付日刊スポーツ大阪版紙面掲載)