フィギュアスケートGPシリーズ最終戦、NHK杯が26日、札幌市真駒内セキスイハイムアイスアリーナで行われ、羽生結弦(21=ANA)がフリーで197・58点、今季世界最高となる合計301・47点で連覇を達成し、6季連続のGPファイナル(12月8日開幕、フランス・マルセイユ)出場を決めた。4回転ジャンプ4本のうち3本を成功させ、自身3度目となる大台の300点超えを果たした。

男子で優勝した羽生はファンの声援に応える(撮影・井上学)

 フリー4回転ジャンプ4本という過酷なプログラムをするにあたり、今季は体作りに励んでいる。初戦、10月のオータムクラシックのフリーでは後半にバテた。「体を絞り、筋量が減ると後半持ちにくいのかな」と自己分析し、より筋肉の多い体作りを始めた。

 もともと食が細い分、タンパク質が多く含まれたスープを補食にした。コーン、じゃがいも、みそ味と3種類の味を変え「頑張って食べた」。毎日、管理する味の素の担当者に体重から体脂肪分を引いた「除脂肪体重」を報告。少しでも数値が上がると「増えました!」と喜ぶという。

 羽生の場合、体重を増やすといってもグラム単位。わずかな体重差の中で今の自分のプログラムにあった最適な体を模索中だ。【高場泉穂】

(2016年11月27日付日刊スポーツ紙面掲載)