11月も下旬になり、一段と寒くなってきました。スポーツによっては公式戦まっただ中かと思いますが、練習や試合のお弁当には、水分が摂れて体を温めることも出来るスープを持って行くことをおすすめします。
野菜の中でも一番酵素が多いと言われる青パパイヤは、アスリートにも向く食材と聞いて調べてみました。
青パパイヤには、タンパク質の分解酵素である「パパイン」とともに、糖質を分解する酵素も含まれています。酵素は熱に弱いとよく言われますが、青パパイヤの酵素は100℃の熱でもその働きを失わないとのこと。つまり、料理に使っても酵素はしっかりとタンパク質や糖質を分解してくれるということになります。
また、ビタミンCも豊富。疲労回復には必須ですし、これからの季節は風邪予防のためにも取り入れたい栄養素です。
しっかり歯応えのある繊維質の実なので、消化に負担がかからないよう、すりおろしてスープにしました。体が温まり、水分も補給できるので朝食にもおすすめ。食物繊維が豊富なので、お通じにもよく効きます。ぜひ作ってみてください。
すりおろし青パパイヤの疲労回復スープ
◆材料(4人分)
青パパイヤ…1/2個
水…500ml
顆粒鶏がらスープの素…小さじ2
溶き卵…1個分
塩…少々
乾燥パセリ…少々
※スープは、ゆで鶏を作った時のゆで汁を使っても。その場合はスープの素を入れずに、塩のみで味を調えます。
◆作り方
❶鍋に水と鶏がらスープの素を入れ、ひと煮立ちさせる。
❷青パパイヤは洗って皮をむき、おろし金ですりおろす。
❸①が煮立ったら青パパイヤを入れ、しっかり沸騰したところに溶き卵を回し入れる。
❹味見をし、塩少々で味を調える。器に盛り、乾燥パセリなどをあしらう。
【ママ特派員=東京都在住・阿部優】