普段何気なく口にしているもので、何からできているのか、原材料や実体をよく知らない食材があると思います。その1つが「春雨」ではないでしょうか。

 少し前に「春雨スープ」が流行ったので、よく食べた方もいるかもしれません。最近はそのブームも少し薄れているように思いますが、低エネルギーで満腹感が出るということで、一時は体脂肪を気にする選手が小腹が空いた時に食べるような人気の商品でした。

 この春雨を、しらたきだと思っている選手がいました。

 他の選手に指摘されて本人は苦笑いしていましたが、実は指摘した選手をはじめ、周りにいた選手も春雨が何から作られているのか分からなかったのです。

 「小麦粉?」「でも透明感がある」「でも、しらたきじゃない(笑)」…。

原料はでんぷん、エネルギー源=糖質

 春雨は、緑豆やジャガイモ、サツマイモなどのでんぷんが原料です。中国からの緑豆春雨はよく見かけると思いますが、国内産はジャガイモやサツマイモが原料。どちらも栄養成分としては、エネルギーとなる糖質が多いことが特徴、つまり主食なのです。

 また、春雨は戻すと3~5倍程度にも膨らみ、少ない量でも満腹感を出すことができるので、ダイエットしたい人に春雨スープがうけたのです。

春雨とトマトのウスターソース炒め

 今回紹介するレシピは「春雨とトマトのウスターソース炒め」。栄養素を見ると、主菜なのにいつもよりも糖質の量が多くなっているのが分かります。だいたい、いつもの2倍量の糖質が取れるため、体重が気になる選手はご飯の量を茶わん半分程度控えるようにすると良いでしょう。減量したい選手の場合は、これ1品で主食と主菜、副菜が取れるレシピです。満腹感をさらに出したい場合は、使用する水の量を多めにしてもいいでしょう。

 春雨以外にも「あれ?」となるような、よく知らない食材はまだまだあることでしょう。普段から自分が口にするものにしっかり目をむけ、「これは何だろう」と食品に疑問を持つことは、食に関心を持つ意味で大事なことです。