<ママ特派員・サポーターから>

私は毎日の食事作りに圧力鍋を活用しています。

「使い方が難しい」「怖い」などというイメージを持っている方もいると思いますが、説明書通りに使えば案外簡単に使えます。

我が家ではメーカーやシリーズを統一して、サイズ違いを3つと圧力用のふた、普通のふたを使い回しています。統一することで重ねて収納できますし、ふたも共用できるのでおすすめです。

お米

我が家は炊飯器ではなく、圧力鍋でご飯を炊いています。玄米などもふっくらおいしく炊きあがります。お米は夜にとぎ、朝お弁当を作る時に炊きます。

<前夜>
❶炊きたい分のお米をとぐ。
❷水はお米より箸1本分くらい多く入れる。

<朝>
❶強火で加熱する。
❷圧がかかったら弱火にして3分加熱。
❸火をとめて、圧が抜けたら炊きあがり。

※メーカーにより、加圧時間は異なります。我が家のものだと、火にかけてから圧が抜けるまでおよそ15分程度です。
※冷めたお米も電子レンジで温めれば、おいしくいただけます。
※我が家では朝まとめて炊き、夕飯の分は冷蔵庫で保存しています。

牛すじ

普通に煮ると、柔らかくなるまで何時間もかかる牛すじ肉。圧力鍋を使えば短時間で柔らかくなります。

<牛すじの下処理>
❶牛すじを鍋に入れ、かぶるくらいの水を入れる。
❷酒100mlくらいと、あればネギの青いところを加える。
❸10分くらい圧をかけずにゆでて、肉をザルにあけて、水で洗う。

<牛すじの煮込み>

❶下処理した牛すじを食べやすい大きさに切る。
❷ゴボウ、大根、ニンジン、ネギ、糸こんにゃくは食べやすい大きさに切る。
❸牛すじ、ゴボウ、ニンジン、糸こんにゃくを圧力鍋に入れ、材料がかぶるくらいの水と酒1カップ、塩小さじ2を入れ、8分加圧する。
❹圧が抜けたらふたを開け、大根、ネギを入れて圧力をかけずに10分くらい弱火で加熱する。

※味が薄いと感じたら、しょうゆやみそなどで調整します。

<牛すじの煮込み焼きそば>

牛すじの煮込みが余ったら、焼きそばの具材にします。

❶牛すじの煮込みをフライパンで温める。
❷麺を加え、添付のソースなどで味付けする。

※具を増やしたい時は、最初にネギを炒めてから牛すじの煮込みを加えます。

<牛すじのカレー>
❶下処理をした牛すじを食べやすい大きさに切る。
❷カレーに入れる野菜(タマネギ、ニンジン、ジャガイモ、キノコなど)も食べやすい大きさに切る。
❸みじん切りにしたニンニクを圧力鍋に入れて弱火で炒め、タマネギを加えてさらに炒める。
❹③に牛すじを加えて炒める。
❺ジャガイモ以外の野菜を加えて炒める。
❻水800mlを入れ、圧力鍋で8分加熱する。
❼圧が抜けたらジャガイモを加え、圧力をかけずに10分くらい加熱して、ルウを入れる。

紹介した以外にも、牛スネ肉や豚の軟骨など、硬い部位でも短時間で食べやすく調理できます。プリンなどのデザートも短時間で簡単に作れます。

ケガや故障がある時、傷めている箇所と同じ部位のものを食べると治りが早い、と聞いたことがあります。圧力鍋で上手に時短しながら、食事で支えていきたいと思っています。

【ママ特派員=千葉県在住・堀理世】