夏はヨット競技のシーズンです。日本一を決める全日本選手権の予選である東・西日本選手権が毎年夏休みに開催されるため、セーリングをしている娘は気がつくと1週間毎日ヨットに乗っているということもあります。

 セーリングは日陰の全くない大海原が会場。夏の強い日差しの下で、1日がかりの競技に耐える体力を維持するには、まず夏バテ予防が必須になります。レース前、レース中のみならず、日々の健康管理がレース当日の体調を大きく左右します。

 暑い時はつい冷たい飲み物やのど越しのよい麺類ばかりを食べたくなりますが、そういう食生活を送っているとミネラルを十分にとれないことから内臓がうまく機能しなくなり、食欲もなくなって…と悪循環に陥ってしまいます。我が家では麺類を食べる時も、驚くほど具だくさんにして野菜や動物性のタンパク質がとれるよう工夫しています。

 トッピングは、蒸し鶏、自家製焼き豚、豚そぼろ、鶏そぼろ、冷しゃぶなど。肉類だけでもこれだけのバリエーションです。自家製ツナやエビ、カリカリに揚げたじゃこなどもおいしいです。

 野菜は、茹でたモヤシ、キュウリ、トマト、セロリ、焼きナス、白髪ネギ、シソ、ミョウガ、モロヘイヤ、たたき長イモ、炒りキノコ、オクラ、アボカドなどをのせています。

麺が見えないくらい大量に具をのせます。この日はかまぼこ、蒸し鶏、オクラ、ミニトマト、ネギ、たたき長イモに白ゴマをたっぷり

 これ以外にも 焼き浸しにしたピーマンやカボチャなどもおすすめです。キノコ類はうま味が増すようにから煎りします。干しシイタケは甘辛く煮て冷凍しておけば、いつでも使えて便利です。

 麺はそうめんやうどん、そば、中華麺などなんでもOK。タレにゴマ油やすりゴマを足したり、コチュジャンや梅干しを加えたりして変化をつけ、マンネリ化しないように意識しています。

平たいきしめんにキュウリ、蒸しナス、蒸し鶏、トマト、油揚げ、オクラ、大根おろしをのせました

 毎回ものすごいトッピングの量なので、娘が麺を一人前食べられるようになったのは中学生になってから。おかげでいまだに「夏バテ」という言葉とは無縁の、楽しいセーリングライフを送っています。

佐藤ともこ(千葉県千葉市在住)

調理師、食育インストラクター、フードアナリスト2級認定講師。
お料理教室主宰。
セーリングで全国高校総体出場を目指す中学2年生女子のママ。