アスレシピは5日、食を科学する「キッチンは実験室」のオンライン親子イベント、「出汁(だし)の科学~昆布は水から、かつお節はお湯からの理由~」を開催しました。夏休みの平日午後とあって親子参加組も複数おり、講師を務めた子ども向け食育団体「キッチンの科学プロジェクト」の代表・金子浩子さんの講義やデモを見ながら、だしを飲み比べたり、みそまるを作ったりと終始、にぎやかで和やかな会となりました。

「アスレシピポーズ」で笑顔を見せる講師の金子さん(右上)と参加者たち
「アスレシピポーズ」で笑顔を見せる講師の金子さん(右上)と参加者たち

金子さんは昆布だし、かつおだしなど、代表的なだしの風味や色合いの違い、それぞれの取り方などを科学的に説明。「だし」について知ってはいるものの、科学の視点から見ることで、参加者には新たな発見や驚きがあったようです。

講義資料から
講義資料から

講義内容は「だし」だけにはとどまらず、乾物の使い方、味覚の話にも及びました。最後に金子さんが「おいしいと感じられる人は人生そのものを味わうことができる」と話すと、多くの保護者たちがうなずいていました。

講義資料から
講義資料から

受講者の感想から
・みそまる作りが意外と簡単で、子どもたちも工作気分で取り組んでくれました。娘には「みそまる」って名前がかわいいと好評でした。なんとなく知っていたことも科学的根拠を知ることで料理が楽しくなりそうです。(沖縄県、小学生低学年以下・保護者)
・だしの飲み比べもみそだま作りもとても良かった。また参加したいです。(東京都、中学1年・保護者)