アスレシピは8月30日、「競泳めし出版記念!スポーツ栄養セミナー『勝てるスイマーに育てる』」をオンラインで開催しました。

7月にamazonのプリントオンデマンド(POD)で発売した成長期の競泳ジュニア選手と保護者のためのレシピブック「競泳めし 勝てるスイマーに育てる」(税込2530円)を参考書として使いながら、著者であり、アスレシピでコラム掲載中の公認スポーツ栄養士の松田幸子さんが講師を務めました。競泳に限らず、あらゆる競技に励む選手、その選手をサポートする母親、栄養指導者など36名が参加しました。

講義をする管理栄養士の松田幸子さん(左)とアスレシピの飯田みさ代編集長

コロナ禍の今年、長期間、水中練習ができなかった選手が試合でより良いパフォーマンスを発揮する方法として、「競泳めし」に掲載されているテーマごとの食事の取り方を紹介。アスリートの食事の基本ポイントをおさえながら、より実践的な講義が行われました。

講義内では「ジュニア選手の周りにいる大人の考え方で、体調がどれだけ変わるのか?」「どんな食事がケガにつながってしまうのか?」など、競泳選手だった松田さん自身の経験談が披露され、経験したからこそ伝えられる「しっかり成長し、強くなるための3つのポイント」の説明があると、参加者は一生懸命メモを走らせていました。

現役時代に食べていた食事の量を説明する松田幸子さん

松田さんは「練習ばかりでもダメ。食事ばかり意識してもダメ。睡眠不足はもっとダメ。自粛生活中に休養が十分に取れたことで、身長が伸びた選手の話を良く耳にします。適度な運動量の設定とリカバリーの仕方を意識するようにしましょう」と質の良い休息確保を呼び掛けていました。

また、新しい生活様式の中で、大人がどうサポートすれば良いのかというテーマにおいては、練習再開後の体重変化を常にチェックする必要性をあげ、「体重が減っている場合、脱水の恐れや胃腸機能の低下が考えられます。お子さんの体つきを実際に見て、食事の量や内容を考えるようにして下さい」と力説。さらに「子どもは長い期間をかけて成長します。今をおろそかにしたら、1年後、 2年後、もっと先の結果に影響が出てきます。選手生活だけでなく、その後の人生も含めて指導してあげて下さい」と保護者や指導者の意識の重要性も伝えていました。

参加者全員でアスレシピポーズ

アスレシピでは、今後もさまざまなテーマを題材としたセミナーを実施予定です。「1から学びたい!」という方には、「アスリートの食事・基本編」がおすすめ。9月12日(土)の午後8時からオンラインで開催します。5月に開催したものと同内容のもので、アスリートの基本の食事を学ぶとともにウイルスへの心配が続く中、どのように体調を管理すべきかなど直面している課題についても取り上げます。初の週末夜間帯での開催になりますので、夕食後のひと時にお子さんと是非ご一緒に聴講ください。

また、夏に練習復帰したところ疲労感が抜けない、ねんざや骨折などケガをした、貧血になってしまったなど体調不良になる選手も多くいると思います。そうならないためのセミナー「ケガ予防&早期回復のための食事の整え方」は9月26日(土)午後1時から開催しますので、目的に応じて受講して下さい。

スポーツに励むお子さんの食事をより良くしたい方、スポーツ栄養について学びたい方、一緒に知識を深めていきましょう。