非営利活動法人「TABLE FOR TWO」は来月20日まで、「おにぎりアクション2018」と題したプロジェクトを実施している。国連が定めた、16日の世界食料デーを記念したイベントだ。

「おにぎりアクション」は、日本のソウルフードのおにぎりにまつわる写真に「#OnigiriAction」を付けてSNSに投稿すると、1枚の写真投稿につき協賛企業から100円が寄付される仕組み。アジア、アフリカの子どもたちの給食5食分に相当する金額。協賛企業は40社を超えており、今回は日産自動車、味の素冷凍食品などが初参加する。

日常生活の中で楽しく気軽に社会貢献に参加できる仕組みとして考案された取り組みで、2015年にスタートし今回が4度目。17年までに累計で27万枚の写真が集まり、のべ100万人が参加。約200万食の給食を届けることができた。今回は期間中に給食100万食を届けるのが目標という。

同プロジェクトの企画責任者を務める「TABLE―」の大宮千絵さんは「今年は新たに、『おにぎりもって最高のおでかけしよう!』をテーマに掲げてリアルイベントを開くなど、楽しんでいただけるような新しい企画にもチャレンジします」と話す。特設サイトはhttp://onigiri-action.com/

(2018年10月14日付日刊スポーツ紙面掲載)