8月は40℃を超える暑さが記録されるなど、猛暑日が続きました。9月はカレンダーでは秋ですが、暑さ負けをひきずり、「練習中ボヤーっとする」「どれだけ寝ても、まだ眠れる」という状態になっていませんか? 今年は夏休み短縮で、一息つく間もなく学校が再開していますから、どこかで区切りをつけないと、そのような状況が続いてしまいます。

「夏バテには○○!」と毎年、単独の栄養素を意識的に摂取する話が出てきますが、それだけで夏バテが解消できるなら、とてもカンタンですね。もしそうなら毎年、こんなにバテている人が多くないでしょう。

1日の消費エネルギー量が多いジュニア選手は、成長も考えないといけませんから、1つの栄養素だけフォーカスすればいいという単純なことではありません。ご家族が栄養学を学んで食事を作り、選手が食べているとしても、その内容や量が睡眠や日頃の活動・練習に見合っていなければ、望んだ状態は作れないのです。

9月に特に意識すべき3点

少しでも早く体調コントロールをしたいなら、9月は次の3点を特に意識して過ごしてください。

(1)練習量、摂取エネルギー量の確認を日々の体重チェックで行う
(2)不足している栄養素をとるように心がける
(3)必要な睡眠時間を確保できる室内環境を作る

今回紹介するのは、食事量を確保しやすい「サケとタマゴの混ぜ寿司」です。白飯だとたくさんの量を摂りづらい時、合わせ酢のおかげで食欲増進につながり、エネルギー確保します。

また、主食ではとりづらい鉄を、サケとタマゴでクリア。主菜にも鉄を含む食材を加えれば、体作りの不足分をしっかり補えます。

タンパク質は、1食分で30g超。混ぜ寿司なら見た目のおかず量が少なくても、子どもには十分なタンパク質量がとれます。その時期に合わせた「やるべきこと」。これを行うのは、サポーターであるご家族の役割です。

管理栄養士・松田幸子