年末年始が終わり、日常の生活に戻られたと思います。これから春、夏に向けて、選手のサポートを頑張っていくご家族も多いでしょう。そこで、保護者からの相談内容で多い「料理が苦手」について2回に分けて紹介します。

まず、家族ができるサポートの1つが食事であることは、このコラムをご覧の方は理解していると思います。しかし、セミナーなどの質問コーナーで口にする人はほとんどいないのですが、個別に話をすると「料理が苦手」という保護者の方が、実はかなり多くいるのです。

私は日頃から「今、無理なくできることを見つけて改善していく」よう提案していますが、料理が苦手なら「料理を作る以外にできるサポート」から勧めます。その中でも「お子さんと一緒に食を考える」というものは、とても有益なようです。

一緒に買い物、配膳や後片付け

例えば、時間があるときにお子さんとスーパーへ買い物に行く、食事の配膳を頼む、後片付けを頼む、そんなことで構いません。食についての高い知識が必要なわけではなく、「食に関してざっくばらんに話す環境」を作るのです。

練習で疲れて帰ってくるからと、お子さんのために食事を準備してしまっていませんか? そうではなく、一緒に食に触れる中で、「ただ食べることではない」とお子さんが受け身ではなく、自分自身で考えるようになって欲しいと思います。

植物性と動物性のタンパク質、おからと鶏むね肉を使った「カラダを絞る!和風タコライス」

脂質20%でもタンパク質量確保

今回紹介するのは「カラダを絞る!和風タコライス」です。このメニューの脂質は、一般的なタコライスの約20%。ヒミツは、おからと鶏むね肉です。植物性と動物性のタンパク質を一緒に使って、エネルギーカットするとともに減りがちなタンパク質を減らないように工夫しています。こんな“裏技”も「ただ食べているだけ」では分からないでしょう。

年末年始の食事は野菜が不足しがちだったと思いますが、このタコライスにどんな野菜をつけたらよいでしょうか? お子さんに質問してみてください。料理が苦手でもできることを見つけて、サポートしてみませんか?

管理栄養士・松田幸子