お正月は、お雑煮にいそべ巻き、あんころ餅や大根おろしたっぷりのからみ餅など、1年で最も餅を食べる機会が多いかもしれません。

お餅は消化や吸収が早くてエネルギーになりやすく、少ない量でも栄養価が高いため、アスリートの栄養補給に便利な食材です。試合前などでエネルギーを貯め込みたいときは「力うどん」など、お餅を活用して「ダブル糖質」メニューにもできます。

お正月の餅つき風景
お正月の餅つき風景

しかし、エネルギーがそれほど必要のない人、特に運動をしない大人世代は食べ過ぎないよう注意が必要です。市販の切り餅は1個(50g)でだいたい111kcalです。2個(100g)で223kcalは、だいたい茶碗1杯のご飯(約150g)と同等のカロリーになります。

市販の切り餅2個(約100g)と白米茶碗一膳(約150g)のカロリーはだいたい同じ
市販の切り餅2個(約100g)と白米茶碗一膳(約150g)のカロリーはだいたい同じ

餅はもち米を潰して作られるので、同じ重量でもご飯よりコンパクトで食べやすいものの、見た目のボリュームが小さく見えるので2個、3個…と食べ過ぎる傾向があります。その結果、自分が思っている以上にカロリーを取ってしまうことがあるのです。

「餅は太る」というイメージは、そこからついたのかもしれません。

まずは「量」、具だくさんで食べる

太らないお餅の食べ方は、やはり「切り餅2個でご飯1膳」と考えて食べ過ぎないようにすること。食物繊維の多い食品を加えると、食後の血糖値の上昇が緩やかになります。また、「具だくさん」で食べることです。ほかの食品でおなかも満たされて食べ過ぎを防ぎ、栄養もとれるので一挙両得です。

雑煮など汁に入れるなら、肉や野菜などの具もたっぷり入れましょう。糖質の代謝を促すビタミンB1が含まれる豚肉や豆類、キノコなどがおすすめです。また、ビタミンB1の働きを活発にする硫化アリルが含まれるタマネギ、ニンニク、ニラなども一緒にとるとさらによいでしょう。

焼いてしょうゆにつけて食べるときもお餅だけでなく、おかずを添えれば味にメリハリがつきます。お正月が明けてお餅が残っていたら、肉を巻いたり卵と一緒に炒めたり、おかずとして調理しても良いでしょう。

やっぱり今年もお正月太りをしてしまった…ということにならないよう、気をつけて過ごしましょう。

【アスレシピ編集部】