体重が落ちやすい選手、米をたくさん食べるのが苦手な選手、小食の選手はおかずからも炭水化物(糖質)を摂りましょう。炭水化物がとれるおかずとして「麻婆春雨」を動画で紹介します。
ここでポイントとなるのは食材の組み合わせ。炭水化物を春雨から、炭水化物をエネルギーに変えるビタミンB1を豚肉から、その吸収を高めるアリシンをニラから摂れるようにしています。
●組み合わせるメニュー
・麻婆春雨
・発芽玄米ごはん
・ワカメスープ(インスタント)
・カボチャの煮物(糖質多い)
・タコとキュウリの酢の物(マグネシウム多い)
・無糖ヨーグルト+ドライフルーツ+はちみつ
・バナナ
一緒に食べる米を発芽玄米にすることで、ビタミンB1やマグネシウムをより多く摂ることができます。
炭水化物摂取のポイント
炭水化物は米だけでなく、様々な食品からとることができます。主食としてはパンのほか、うどん、そば、そうめん、パスタなどの麺類があります。
運動後は食欲がない選手も少なくないため、主食を麺類にしたり、炊き込みご飯、チキンライスやカレー味のピラフなど味付きのごはん、酢飯を使った丼ものなどにすると食べやすくなります。
主食以外では以下のような工夫をすると炭水化物をプラスできます。
●おかずで炭水化物を摂る方法
・カボチャ、イモ、マカロニなど炭水化物がとれるおかずを副菜にする
→カボチャの煮物、サツマイモの甘露煮やきんぴら、肉ジャガ、春雨サラダ、マカロニサラダなど
・コーン、ジャガイモ、カボチャのポタージュをつける
・みそ汁にイモ類やカボチャを入れる
・汁物をにゅうめんにする
・ごはんにとろろをかける
・ヨーグルトにドライフルーツを追加する
・デザートに白玉団子をつける
・バナナを入れたスムージーをつける
このようなことを参考にして、体重が落ちやすい選手は、無理なく炭水化物をとることができる自分に合った方法を見つけてださい。