レバーは肉の部位でいうと「肝臓」のこと。ビタミンAやビタミンB群、鉄、亜鉛などの栄養素が多く含まれ、貧血予防や疲労回復に適した食材です。「あの独特の臭みが苦手」という方も多くいますが、下処理をしっかり行い、味付けを工夫することでぐっと食べやすくなります。

レバーの下処理のやり方を動画で紹介します。マスターしておけば、気軽にレバー料理を取り入れることもできますよ。おいしく食べるためのポイントや、貧血予防のための食材の組み合わせ、献立の一例も紹介していきます。

成長期のジュニアアスリート、女性アスリート、マラソンや長距離選手などの持久力が必要なアスリートにおすすめのメニューです。

レシピ(1):レバーとブロッコリーのマヨカレーあえ/動画

ポイント:鶏レバーの臭みの原因を徹底して消すことで食べやすい副菜に仕上げました。

レバーの臭みをとる下処理の方法

・鶏レバーはハツ(心臓の部分)がついていることがあるのでハツを切り離し、余分な脂肪の部分を取り除く
・流水で洗い流し、表面の汚れや血の塊を取り除く
・ボウルにレバーとひたひたになるくらいの牛乳を加え、2時間ほどおく
・牛乳を捨て、キッチンペーパーで水分を拭き取る
・沸騰したお湯に1分ほど入れる。一度お湯を捨て、再び沸騰させたお湯に入れ、酢、酒、塩、ニンニクと一緒にゆでる

レシピ(2):アサリとトマトのリゾット風ごはん

アサリから鉄とタンパク質、お米からエネルギー源となる糖質がとれます。

貧血予防のための献立一例

貧血予防のための献立一例
貧血予防のための献立一例

・アサリとトマトのリゾット風ごはん
・レバーとブロッコリーのマヨカレーあえ
・みそ汁(具が多いインスタント)
・カツオのたたき(惣菜)+レモン汁
・ジャガイモと枝豆のバジルサラダ(惣菜)
・キウイ
・チーズ

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