楽天は1日、「TOHOKU SMILE PROJECT(東北スマイルプロジェクト)」第4弾として、宮城・名取市閖上地区に寄贈する「こどもアスレチック」がオープンすると発表した。

「こどもアスレチック」の寄贈は「スポーツの力でこどもたちを笑顔に!」を合言葉に、2014年に立ち上がり、東日本大震災の復興・再生を継続的に実施する活動の一環として開始された。

第1弾「相馬こどもドーム」竣工式で、子どもたちとハイタッチをかわす則本昂大投手(中央)ら楽天の選手たち(2014年12月18日)
第1弾「相馬こどもドーム」竣工式で、子どもたちとハイタッチをかわす則本昂大投手(中央)ら楽天の選手たち(2014年12月18日)

立花球団社長は「東日本大震災、そして、今般の新型コロナウイルス感染拡大により、子どもたちが思いっきり体を動かすことのできる機会が減少しています。今回『こどもアスレチック』を寄贈させていただくことによって、たくさんの子どもたちが屋外で元気にのびのびと遊ぶことができ、笑顔になるきっかけに、そして隣接する商業施設『かわまちてらす閖上』とともに、地域のシンボルとして皆さまの憩いの場になればと願っております」とコメントした。

【以下、同企画のこれまでのスポーツ施設建設と寄贈額】

◆第1弾 14年12月 福島・相馬市「相馬こどもドーム」(寄贈額:1億9237万6128円)

◆第2弾 17年3月 岩手・大槌町「大槌こどもグリーンフィールド」(寄贈額:4971万4742円)

◆第3弾 17年5月 東北各地へ「こどもスタジアム」を建設・寄贈するための活動を実施 18年4月 宮城・南三陸町に「南三陸こどもスタジアム」が完成 その他、岩手・岩泉町、宮古市、陸前高田市、宮城・石巻市、福島・南相馬市、福島市への建設・寄贈も進めている。

◆第4弾 20年6月 宮城県名取市「こどもアスレチック」(寄贈額:2800万円)