チーム任せではなく、自分で準備・保管

(1)補食は各自が家から持参する。
(2)練習中は各自で保管する。
(3)練習後は各自で食べて帰る。

バレーボールのようなチームスポーツだと、「みんなまとめて準備」するのが一般的ですが、新しい生活様式の下、なるべく他人との接触を少なくするには、このような形がベターだと思います。

手洗い用のソープやタオルも用意

これに加え、補食を食べる前に手を洗う際に使うハンドソープや、練習中に使うのとは別に、手を拭くタオルも必要です。これらは練習中にトイレに行く際にも必要となります。

チームスポーツでは、このように各自に任せる形にすると、実行する選手としない選手の個人差がでてきます。しかし、選手自身の自立をうながす契機ととらえ、たとえ小学生であっても自分で考えて行動していくよう、大人は声掛けをしていきましょう。

今回は「青ジソたっぷり梅肉鶏つくね」を紹介します。薬味として使うことが多い青ジソですが、たくさん手に入った時、薬味だけでは使い切れないことも。今回は、つくねの中にもたっぷりと青ジソを入れてみました。

青ジソは抗酸化作用のあるβカロテンが多く、油とともに調理することで吸収率が高まります。相性の良い梅肉も入れてあり、夏を感じられる一品です。

スポーツ活動の再開といっても、時間をかけて体を慣らしつつ、「新たな様式のスポーツ活動」にも慣れていくことが必要です。さっぱり味の鶏つくねを食べて、これからの活動のために体を整えていきましょう。

管理栄養士・月野和美砂