【答え】(3)イチゴ

生産や出荷の統計をとる上で、農林水産省は一年生作物などの草本類を「野菜」、永年生作物などの木本類を「果実」と定義し、イチゴを「野菜」として扱っていますが、果実的な利用をすることから「果実的野菜」とも呼んでいます。スイカ、メロンも同じ分類です。

一方で、消費者側の視点でとらえる総務省の家計調査や厚生労働省の国民健康・栄養調査などではイチゴ、スイカ、メロンともに「果物」として扱っており、「野菜の1日の摂取目標350g」の中には含まれていません。

ところでイチゴは先端側から熟すため、先端側の方が甘いのだとか。おいしく食べるには、最後に甘い部分を味わえるようにヘタ側から食べるのがよいそうです。ヘタを取ってしまうとそこから水分が抜けてしまうので、食べる直前に取るようにしましょう。