前回のコラムでお伝えした通り、先日、静岡県藤枝市で行われた「スポーツ&健康フェスタ」に参加してきました。炊き込みご飯の試食コーナーには、小さなお子さんからご年配の方にまで来ていただき、「おいしい」「簡単だから作ってみます」といった声をいただきました。

炊き込みご飯の材料には、瓶詰や缶詰を使用しました。瓶詰や缶詰は、非常災害用の保存食として、備蓄しておくことが呼びかけられています。これらは、保存料などを使用していないものが多く、そのままでも食べることができ、とても簡単に使える食材です。

私は、普段の食事の中でもこれらを上手に利用するよう勧めています。今回は、エノキタケの瓶詰(なめたけ)とトウモロコシのホール缶を使った「カルシウムたっぷり小松菜のなめたけあえ」を紹介します。

小松菜はカルシウムが多いだけでなく、あえ物、汁物、炒め物と色々な料理に使いやすい野菜で、今頃から3月頃までが一番おいしくなります。忙しい年末年始に、手軽な野菜のお料理を一品増やしてみてはいかがでしょうか。

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