<栄養素を無駄なく摂る食べ方:果物編>

デーツはナツメヤシの実です。過酷な条件の砂漠でも育つナツメヤシは、生命力の強さから「生命の樹」と呼ばれ、その実のデーツは「恵みの果実」と称されています。

砂漠で暮らす人々にとっては貴重な栄養源で、中近東諸国などでは日常的に食べられています。日本ではドライフルーツとして流通しています。

400種以上あり、品種によって大きさや味が違います。好みのものを探してみてください。

主な栄養素と無駄なく摂るコツ
デーツは炭水化物が多く、ナイアシン、パントテン酸、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、食物繊維なども含まれています。

デーツに含まれる炭水化物は、ほとんどが吸収されやすいブドウ糖と果糖です。ミネラルも多く、試合中に食べるプロテニス選手がいるそうです。持ち運びが容易で、補食に利用しやすいですね。

「自然のキャンディー」と言われるほどしっかりと甘味があります。そのまま食べる以外に、甘味料として料理やお菓子作りに利用することもできます。照り焼きや煮物に入れるとコクが出ます。チーズやナッツとの相性も良く、タンパク質やビタミンCと一緒に摂るとミネラルの吸収率が上がります。

砂糖を全く使わず、デーツのみの甘さで作る「デーツの米粉スコーン」

くせがなく、少量でエネルギー補給ができるので、食欲がない時にもおすすめです。糖分が多いため、食べ過ぎには注意しましょう。

期待される健康効果は、疲労回復、風邪予防、ガン予防、生活習慣病予防、貧血予防、骨粗しょう症予防、整腸作用などです。

保存するなら
ドライは長期保存が可能ですが、乾燥度合いなどで保存期間が変わります。賞味期限を確認しましょう。未開封の場合は冷暗所で、開封後は密封して冷蔵保存します。

冷凍すると食感が変わりますのでおすすめできません。

【管理栄養士・高木小雪】