<アスレシピ認定アンバサダー会議から>

4月の定例会議では、女子栄養大学名誉教授の五明紀春氏に出席いただき、胚芽精米とその効能について話を聞きました。【レポート=アスレシピ編集部・真鍋千絵美】

胚芽精米について話す、女子栄養大学名誉教授の五明紀春氏
胚芽精米について話す、女子栄養大学名誉教授の五明紀春氏

日常的に食べるお米からビタミンB1がとれる

胚芽精米とは、玄米から外皮(ぬか)だけを取り除き、胚芽を80%以上残したお米のこと。スポーツ選手のエネルギー源として優れている理由としては、まずビタミンB1が豊富なことがあります。

熱心に話を聞く認定アンバサダーの皆さん
熱心に話を聞く認定アンバサダーの皆さん

ビタミンB1は糖質をエネルギーに換えるのに必須の働きをするため、ご飯を多く食べるスポーツ選手はおのずと必要量が多くなります。B1が不足すると糖質の代謝が滞り、集中力が低下したり、全身のだるさやイライラがつのり、怒りっぽくなったりします。実際学校現場からも、そうした生徒が増えているという指摘があるそうです。

日常的に食べるお米を胚芽精米にすれば、おかずだけでなくご飯からもビタミンB1を補給することができ、より安心というわけです。

胚芽精米にはビタミンB1だけでなく、成長を促すB2、アミノ酸の代謝を促すB6、細胞の若さを保つビタミンE、腸内環境を整える食物繊維、ストレスをやわらげて免疫力を高めるGABAなども豊富。玄米よりも消化がよい点も特徴のひとつです。

この「胚芽精米」という名称は、国が定めた胚芽保有率80%以上という基準を満たしたものだけが名乗れるそう。お米を買う際には、表示も忘れずにチェックしたいですね。