私が住んでいる信州の東信地区では、昔から鯉を食べる風習があります。鯉には免疫を向上させて体力アップ、疲労回復、成長ホルモンの分泌を促す効果がありますので、アスリートには嬉しい効果だらけです。免疫力が下がるこの時期、ぜひ食卓に取り入れてみてください。

鯉こく

鯉こく

材料
鯉…1尾分(4~5切れの筒切り)
みそ…90g程度(好みで。我が家は信州みそを濃いめで作ります)
砂糖…小さじ2~3
酒…1カップ
水…8カップ(1600ml)程度

作り方
❶鯉を耐熱のザルに入れて熱湯をかけ、臭みを抜く。

鯉を耐熱のザルに入れて熱湯をかけ、臭みを抜く

❷鍋に鯉の切り身を並べ、みその2/3量と砂糖、酒、分量の水を合わせたものを入れ、火にかける。
❸煮立ってから少しの間は強火で、あくを取りながら煮る。途中で中火にし、1時間半ぐらい煮て、味を見ながら残りのみそを加え、一度火を止める。

煮立ってから少しの間は強火で、あくを取りながら煮る。途中で中火にし、1時間半ぐらい煮て、味を見ながら残りのみそを加え、一度火を止める

❹食べる30分位前に火にかけてもう一度味を調え、お椀に盛る。

私はいつも、田中鯉店(http://www7b.biglobe.ne.jp/~tanakakoiten/)で鯉を購入しています。地方発送もしています。

※鯉は小骨が多いので、気をつけて食べてください。

【アスレシピ認定アンバサダー=長野県在住・丸谷直美】