<ママ特派員・サポーターから>

90%以上が水分のナス。体内の余分なナトリウムを排出してくれるカリウムが豊富です。

表皮の紫色の元となるナスニンは、活性酸素の働きを抑制する作用や、眼精疲労をやわらげ、視力の回復を助ける効果もあります。ナスニンは皮に含まれているので、皮ごといただけるように料理するのがおすすめです。

そして、ナスには体を冷やす作用もあるので、暑い夏にぴったりの食材。発熱時に食べたり、捻挫や軽い火傷には冷えたナスを当てると良いとも言われているそうです。

ナスニンは水に溶けやすい成分なので、調理する直前に切り、水に長くさらしすぎないようにしましょう。

今が旬のナスを皮ごといただける2品を紹介します。暑い夏を乗り切るメニューになればと思います。

ナスとトマトのマリネ

ナスとトマトのマリネ

材料(2~3人分)
ナス…3本(乱切り)
トマト…1個(1cm角切り)
タマネギ…1/8個(みじん切り)
オリーブ油(ナスを焼く時用)…適量

A
オリーブ油…大さじ2
酢…大さじ2
レモン汁…大さじ1
塩…小さじ1/2
コショウ…少々

作り方
❶乱切りにしたナスを耐熱皿に乗せ、電子レンジで2分30秒加熱する。
❷トマトとタマネギをボウルに入れ、Aを合わせたマリネ液を加え、混ぜ合わせておく。

トマトとタマネギをボウルに入れ、Aを合わせたマリネ液とあえておく

❸①のナスをオリーブ油で炒め、軽く焼き色をつける。
❹焼き色が付いたら②のボウルへ熱いうちに入れ、絡める。

ナスのチーズ焼き

ナスのチーズ焼き

材料(2~3人分)
ナス…2本
ベーコン…2~3枚(5mm角に切る)
タマネギ…1/4個(みじん切り)
溶けるチーズ、油…各適量

A
ケチャップ…大さじ2
ソース…大さじ1

作り方
❶ナスは縦半分に切り、中身をくり抜く。くり抜いた皮の部分を耐熱皿に乗せ、電子レンジで2分加熱する。

中身をくり抜いたナスは、電子レンジで軽く火を通しておく

❷くり抜いた中身は粗みじん切りにし、ベーコン、タマネギとともに油を引いたフライパンで炒める。
❸②に火が通ったらAを入れ、混ぜ合わせる。
❹①に③を入れてチーズを乗せ、オーブントースターで3~4分、チーズがいい感じに溶けるまで加熱する。

ナスの皮に炒めた具材を入れ、チーズを乗せて焼く

【ママ特派員=兵庫県在住・妻鹿直美】