<ママ特派員・サポーターから>

アスリートの体作りに欠かせない毎日の食事。食べ盛りの時期と重なると、食材調達も一苦労。量を確保し、予算内におさめるために特売を利用したり、少しでも安く手に入るお店を探したりと工夫をされているご家庭が多いと思います。

その際、いい食材が安く手に入るのなら問題ないのですが、値段を重視するあまり、食材として口にするには少し問題があるものもあり、注意が必要です。

例えば、毎日とりたいみそ汁に欠かせないみそ。スーパーに並ぶみその中には、流通の都合で発酵を止める添加物が加えられているものが多いのが現実です。みそ汁で発酵食品をとっているつもりが、その効果は期待できず「みそ風味調味料」を使っているだけ、ということになります。みそに限らず、しょうゆなど発酵させて作り出す食品では同様のことが言えます。

また、茶色い砂糖のほうが体にいい、という考えを逆手にとって、危険な着色料で色付けした砂糖もあります。アスリートの食事には欠かせない鶏肉も、ホルモン剤で通常より早く成長させることで安く提供されているものがあるなど、健康や成長のための食事が危険と隣り合わせのこともあります。

そこでおすすめしたいのが、調味料に「本物」を使うことです。

少しずつ買いそろえていった本物の調味料。みそは毎年この時期、手作りしています

お店には何種類もの商品が並んでいますが、「本物」は値段が2~3倍となることも多く、特別な時ならともかく、毎日の食事のために買うのは躊躇するかもしれません。そんな時は1回の食事にかかる値段に置き換えてみましょう。

いつもは1本300円程度で手に入るしょうゆのところ、1000円近い本物のしょうゆを買ったとします。しょうゆの場合、1本を一度の調理で使いきることはなく、1~2か月使用する家庭が多いと思います。そうなると、1回あたりの費用は数十円程度。その値段で体によい影響を与える食材を手に入れると思えば、高すぎることはないと思います。

買う時は表示もチェック。聞き慣れない原材料が添加されているものは避けています

みそ、しょうゆ、砂糖、塩など、毎日使う基本的な調味料を「本物」に変えることは、体への影響は大きいですし、また簡単な調理法でおいしくなる秘訣です。さらにアスリートなら意識してとりたいビタミン、ミネラルも含まれていることが多いです。

本物の調味料は栄養価も優れています

調味料から「本物」に変えていき、予算に余裕がある日はその他の食材もできるだけ「本物」を選ぶようにしていくことで、「命を削る」のではなく「命を作る」食材を選ぶ目を持ちましょう。みそは家庭でも簡単に作れますので、この時期の恒例行事にして安心な自家製を使うのもいいですよ。

【ママ特派員=兵庫県在住・高木夕佳子】