<ママ特派員・サポーターから>

日中の暖かい日も徐々に増え、もうすぐ春の大会シーズンになりますね。

試合のように激しい運動の後は、糖質とタンパク質を組み合わせた食事を取り入れ、すみやかに筋肉の疲労回復をはかることが必要となります。このタンパク質摂取において、低糖質・低脂質・高タンパクで手軽に食べられるサラダチキンが人気となり、運動後の食事に取り入れられることも多くなっているようです。

今回は大会シーズンに向け、疲労回復食材を組み合わせて作るサラダチキンを紹介します。

疲労回復効果や抗酸化作用を持つと言われるイミダペプチドが豊富な鶏のむね肉と、ビタミンB群や必須アミノ酸が豊富で別名「飲む点滴」とも呼ばれる米麹甘酒、クエン酸が豊富な梅酢を使います。調味料に漬け込むことによりしっとりやわらかな食感になり、ほんのりと梅の香りがするさっぱりとした味わいのおいしいサラダチキンに仕上がります。

お弁当や補食に活用してくださいね。

補食にする時は、1切れずつラップで包んで持たせます
補食にする時は、1切れずつラップで包んで持たせます

材料(作りやすい分量)
鶏むね肉…1枚(300g前後)
米麹甘酒(希釈していないもの)…大さじ2
梅酢(赤梅酢でも白梅酢でも可)…大さじ1
塩…小さじ1/3
ブラックペッパー…少々(なしでもOK、お好みで)

作り方
❶鶏むね肉の表面をフォークで刺して味をしみ込ませやすくする。その後、繊維にそって4等分に切り分ける。皮なしが良い場合は、皮を取り除いてから4等分にする(補食として食べやすいサイズで作ります)。
❷米麹甘酒、梅酢、塩、ブラックペッパー(お好みで)を混ぜ合わせておく。
❸加熱可能(熱湯につけることが可能)なジッパー付き保存袋またはポリ袋に①と②を入れ、鶏むね肉に調味料をもみ込む。袋の空気を抜いて口を閉め、冷蔵庫で1時間程度漬けおく。

漬け込んだところ
漬け込んだところ

❹やや大きめの鍋に湯(1.5~2リットル)を沸かし、沸騰したら火を止め、冷蔵庫から取り出した③(調味料に漬け込んだ鶏むね肉が入った袋)をそのまま入れる。

湯に袋ごと入れて加熱します
湯に袋ごと入れて加熱します

❺沸騰させないよう弱火で3分加熱して火を止め、ふたをして1時間放置する。
❻鍋から袋を取り出し、粗熱が取れたら完成。

※一切れずつラップして袋に入れ、冷蔵庫で保存する場合は4日以内に食べてください。

【ママ特派員=東京都在住・青木裕美子】