ママ特派員の藤木香織さん(大阪府堺市)が、家庭で実践している「おやつ」との賢い向き合い方を伝授します。
========

 食事は「何を食べるか」も大切ですが、「何を食べないか」という選択もあります。余計なものを食べたことによって、せっかく身体に摂り入れたビタミンやミネラルが無駄になることがあるからです。

 子どもたちが大好きな炭酸ジュース、菓子パン、スナック菓子、スイーツ、エナジードリンク、人工甘味料が入った食品、ジャンクフードなどを大量に食べることは、やはり気を付けて欲しいと思います。特に成長期の子どもたちには、お母さんが少しでもケアできたらいいですね。

てん菜糖を使い、黒豆、サツマイモ、黒ゴマを入れた、栄養たっぷりの手作りパウンドケーキ

 大事な身体を作る時期に、これらを摂りすぎてしまうと、骨や歯を弱くしたり、集中力や落ち着きがなくなりキレやすくなったり、病気やアレルギーを引き起したりなど、さまざまな原因につながります。また、内臓にも負担をかけるので、腸を汚す原因となり、せっかく摂った栄養も吸収できず、免疫力が低下し、疲れやすい身体になることもあります。このようなことを避けるために、我が家でやっていることを紹介します。

 我が家では「おやつ」を食べる際、菓子パンではなく具だくさんのサンドイッチやおにぎりにしたり、甘い炭酸ジュースの替わりに、フルーツや野菜を使ったスムージーや、100%のオレンジジュースやグレープフルーツジュースを飲ませています。子どもたちにも「100%のジュースの方がクエン酸やビタミンCが入っていて身体にいいんだよ」と話すようにしています。「こんないいことがあるからこれを摂ってほしい」と伝えると、高校生と中学生の我が子たちも、素直に聞き入れてくれます。

 また、料理やお菓子を作るときは、白砂糖の替わりに「てん菜糖」を使っています。

てん菜糖にはたくさんのミネラルが含まれています

 てん菜糖は、砂糖大根から作られていて、身体に欠かせない天然のミネラルや腸内細菌を活性化させるオリゴ糖が含まれていて、身体を温めてくれる作用があります。また、黒砂糖、ハチミツ、メープルシロップなども使っています。

 スナック菓子やジャンクフードなどは子どもたちが大好きで、心の栄養という意味では全てを排除する必要もないと思います。しかし、ちょっとした工夫で減らすことはでき、成長していく過程でしっかりした筋肉や内臓を作ることにつながります。ぜひみなさんも、日々子どもたちが食べている「おやつ」から見直してみてはいかがでしょうか。

藤木香織(大阪府堺市)

スポーツ栄養コンディショニングアドバイザー、調理師。
アスリートやスポーツをする子供の栄養相談、クラブや学校のセミナー、講義など活動。
サッカー部に所属していた高校3年生男子のママ。