ママ特派員の原田とも恵さん(京都府木津川市)による試合後のリカバリー晩飯です。
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 ジュニアアスリートの週末はトレーニングに試合と、とてもハードな日々。うちの3兄弟(小学6年、3年、1年)はサッカーやフットサルを頑張っていますが、試合で勝ち進むと、1日4試合をこなさなくてはならない時もあります。

8月に行われた全日本少年フットサル大会バーモントカップに長男も出場
8月に行われた全日本少年フットサル大会バーモントカップに長男も出場

 そこで晩御飯でリカバリーです。我が家でよく作る「ヒジキ梅ご飯」を紹介します。

 エネルギー源となる糖質、筋繊維の修復のためにタンパク質を摂取します。疲れた体にはクエン酸(梅)が効果的です。酸っぱいものは、食べることで胃腸を刺激し、消化吸収を助けてくれます。

ヒジキ梅ご飯
ヒジキ梅ご飯

 また、鉄分を補うことも大切です。試合でたくさんかいた汗とともに流れてしまったり、足裏への衝撃を繰り返すことで赤血球が壊れ、鉄不足になるからです。今回はヒジキを加えています。

 梅干しの酸っぱさと甘辛の味付けで、とってもごはんが進み、エネルギー補給ができます。その日の疲れはその日のうちに。慣れ親しんだ“オカンの味”で楽しい食卓が、次の日の頑張るパワーになってくれたらいいですね。

<ヒジキ梅ご飯>
調理時間10分
材料(4人分)
乾燥ヒジキ…1袋
鶏ひき肉…200g
ニンジン…1/3本
薄揚げ…半分
ショウガ…1かけ
A.みりん…大さじ2
A.酒…大さじ2
A.しょうゆ…大さじ2
A.塩…少々
ごはん…適量
梅干し…1個
ネギ…少々
すりゴマ…少々

作り方
①ヒジキはもどしておく。
②フライパンで鶏ひき肉を炒め、ショウガのしぼり汁をかける。
③ニンジン、薄揚げ、ヒジキを加え、しんなりするまで炒め、A.味付けをする。
④ごはんに③を混ぜ、種を抜いた梅干しを合わせて混ぜる。
⑤盛り付けの際に、ネギのみじん切りを乗せ、すりごまをかける。

原田とも恵(京都府木津川市)

スポーツ栄養コンディショニングアドバイザー、一般社団法人ガットフットサルスクール理事。
関西圏スポーツチームへのセミナー、栄養コーチングなど活動、現役Fリーガーの栄養コンサルティングも。
サッカー、フットサルを頑張る3兄弟(小学6年、3年、1年)の母。