ママ特派員の藤木香織さん(大阪府堺市)によるサバを使ったレシピvol.2。前夜のおかずをアレンジした朝食メニューです。
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 青魚のサバは脳や神経を活発にし、血液循環を良くする良質な油オメガ3を含みます。アスリートにとって集中力や判断力はとても大切なもの。夕飯のおかずのサバの塩焼きを一切れ残しておいて骨をとり、ほぐしておくと、翌朝混ぜるだけでできるので、とても便利。朝ご飯でもお弁当でも使えるレシピです。

塩サバとホウレン草の炒飯
塩サバとホウレン草の炒飯

 サバのほかに、脳の神経伝達物質であり、記憶力や集中力の向上に効果を発揮するレシチンを含む卵とゴマ油を使い、不足しがちな鉄分、抗酸化作用のβカロテン、ビタミンCを含むホウレン草も加えました。

 ホウレン草は、おひたしなどを作った時に1つかみとっておき、冷凍しておくとアレンジ料理に使えて便利です。

 炒飯の具として混ぜてしまうので、苦手な魚も食べやすくなります。これからの時期、受験シーズンでも大活躍してくれます。

<塩サバとほうれん草の炒飯>
調理時間5分
材料(2人分)

塩サバとホウレン草の炒飯の材料
塩サバとホウレン草の炒飯の材料

塩サバ…1切れ(ほぐしておく)
ゆでたほうれん草…1つかみくらい(1センチほどに切っておく)
ごはん…茶碗2杯くらい(約360g)
卵…1個
塩…少々(できれば海塩)
しょうゆ…小さじ1~1.5くらい
ゴマ…適量
ゴマ油…小さじ2

作り方
①フライパンにゴマ油をひき、フライパンを温め、溶き卵を入れて、ごはんを入れてほぐし、軽く塩をふる。

調理中

②大体まざったら、塩サバとホウレン草を入れ、バラバラになるまで炒める。しょうゆを回しかけて、手早く混ぜる。
③味が薄かったら、海塩をふって調節。
④最後にすりゴマをふる。

藤木香織(大阪府堺市)

スポーツ栄養コンディショニングアドバイザー、調理師。
アスリートやスポーツをする子供の栄養相談、クラブや学校のセミナー、講義など活動。
サッカー部に所属していた高校3年生男子のママ。