遠征時の食事の管理は非常に大変です。大会が遠方で開催されて、あまり土地勘のないところに行く場合、ネットなどで事前に調べたとしても、ホテルでの食事や周辺の状況が分からず、どのようなものが準備できるのか、困ることも多いですね。

ホテルで食事を提供してもらえる場合は、あらかじめ食事内容を確認する必要があります。一方、最近ではレストランを持たないホテルも増えているので、周辺で食事ができるところを探すこともあります。

今回は、朝食が提供されない、もしくは試合開始が午前の早い時間のため、ホテルで朝食をとれない場合、どう食事をするかを考えてみましょう。

埼玉県で開催された2019年全国高校ハンドボール選抜大会で氷見(富山)に帯同し、選手に補食のアドバイスを送る舘川さん
埼玉県で開催された2019年全国高校ハンドボール選抜大会で氷見(富山)に帯同し、選手に補食のアドバイスを送る舘川さん

大人数が入れる場所の確保

まず、食事場所を探します。例えば、24時間営業のファミレスやファストフード店で、朝6時頃に部員が大人数で訪れても対応可能かを確認しておきます。

「試合当日の食事」がとれるか

試合当日の朝食は糖質中心で、脂質の多いもの、生もの、食物繊維の多いものを避けることがポイント。その店で、このポイントとする食事が提供可能かなどもチェックします。

保護者ら応援団も熱心に声援を送る
保護者ら応援団も熱心に声援を送る

メニューとしては、ご飯にサケの焼魚、卵焼き、サラダやおひたし、みそ汁などがつく定食。食パン、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、スープなどのモーニングセットを選ぶといいでしょう。さらに、ヨーグルトや納豆を付けたり、みそ汁を豚汁に変更したり、ご飯の量も見直したりと、バランスと量を考え、基本のセットにプラスしていきましょう。唐揚げやとんかつなどは避けておきましょうね。

不足分はコンビニなどで買い足し

食事量が不足する場合は、コンビニなどで買い足しましょう。牛乳や乳製品、果物が不足する場合は補食としてや、ホテルに戻ってから各部屋で食べるとよいでしょう。果物や果汁100%のジュース、ヨーグルト、野菜ジュースなども用意しておきましょう。

遠征先でも簡単に作れる「ドライフルーツ入りヨーグルト」
遠征先でも簡単に作れる「ドライフルーツ入りヨーグルト」

今回は、遠征中でも簡単に作ることができる「ドライフルーツ入りヨーグルト」を紹介します。生のフルーツを調理することができない時は、持ち運びできるドライフルーツが役立ちます。どこでも食べられるようなものを、日頃から見つけておくといいですね。

管理栄養士・舘川美貴子