「筋肉量を多くすれば基礎代謝が上がり、減量には効果的だと考えている」と話す選手がたくさんいます。

 実際はどうでしょうか?

 筋肉は1㎏あたりエネルギーを13kcal、脂肪は1㎏あたりエネルギーを4.5kcal消費します。

 体重70㎏で体脂肪21.4%の選手の場合、筋肉量は28㎏、体脂肪量は15㎏です。筋肉が2㎏増えて脂肪が2㎏減ると、筋肉量は30㎏、体脂肪は13㎏になります。

 この選手のエネルギー消費量がどれくらい変わったかを計算すると

(筋肉量30㎏×13kcal+脂肪量13㎏×4.5kcal)

(筋肉量28㎏×13kcal+脂肪量15㎏×4.5kcal)
=17kcal

 となります。

運動量に見合ったエネルギーを摂取

 1日の消費エネルギーのうち、17kcalの増減を大きいと考えるか、小さいと考えるかは考え方にもよりますが、「基礎代謝を上げて脂肪の燃えやすい体に」という考え方より、「継続してトレーニングや運動を行って消費エネルギーを増やすこと」の方が、減量には効果的です。

 筋肉量が多いから食べる量を多くするのではなく、運動量に見合ったエネルギーや栄養素を食事から補給していくことが大切です。

ロールキャベツと野菜のトマト煮

 今回は「ロールキャベツと野菜のトマト煮」を紹介します。煮込み料理は野菜、肉などさまざまな食品を組み合わせることができ、必要なエネルギーや栄養素を手軽に摂ることができます。