夏の暑い時期は、熱中症予防から水分補給を意識しているアスリートは多いと思います。しかし、意外と知られていないのが、アスリートの秋から冬にかけての水分不足です。

 寒い時期に体重が減ったラグビー選手に話を聞いてみると、「練習中に水分補給はするけど、普段はあまりしていません」といった答えが返ってくることがあります。

 個人差もありますが、人のからだは成人で50~60%、子どもはそれ以上が水分でできています。特に除脂肪組織(筋肉、内臓、血液など体脂肪以外の組織)は70%以上が水分です。

体重減少、便秘にも 

 水分摂取量が日常的に不足すると、体重(除脂肪量)の減少につながります。空気が乾燥する冬は皮膚表面の水分も奪われやすく、鼻やのどの粘膜の水分不足によって、インフルエンザや風邪などの感染リスクも高まります。また、水分不足は便秘の原因にもなります。

 気温が下がる時期は、のどの渇きを感じにくいため、意識して水分補給を行うことが大切です。普段は、保温ポットなどに温かいドリンクを入れて持ち歩いて時間を決めて飲み、食事の時は必ず水やお茶を飲みましょう。また、家庭では汁物や麺類、鍋ものなどをうまくメニューに取り入れて、食事からの水分補給を促すようにするといいですね。

鍋焼き豚汁うどん

 今回のレシピは「鍋焼き豚汁うどん」。主食+主菜+副菜を兼ね、寒い日にからだが温まる一品です。水分量の多い白菜を使用し、1食で野菜が100g以上とれます。エネルギーは600kcal弱なので、中高生アスリートが食事として食べる場合は、おにぎりや丼物と一緒に食べるといいでしょう。部活や塾、受験勉強などで夜遅くなった時の夜食にもいいですね。