日本の伝統的な保存食、梅干し。梅に含まれるクエン酸やリンゴ酸などの有機酸には、筋肉の疲労物質である乳酸の分解やミネラルの吸収促進などの働きがあり、アスリートの食事にも役立ちます。暑くなる季節は、塩分やミネラルの補給、食品の腐敗防止、食欲増進などの面でも活用したいですね。梅干しを使ったレシピを10品紹介します。

梅シソのスタミナ餃子

夏バテ予防や疲労回復の栄養素がバッチリ摂れる、ご飯が進むおかず。暑い時期は焼くよりも、蒸し焼きや水餃子にした方がさっぱりいただけます。

梅シソのスタミナ餃子

梅と枝豆のおにぎり

梅干しをおにぎりにする時は、中心に丸ごと入れるよりもほぐして混ぜ込んだ方が防腐効果が高まります。

梅と枝豆のおにぎり

オクラとミョウガ、ピーマンの梅おかか

夏野菜を梅だれであえた、短時間で作れる1品。ピーマンの代わりにシシトウを使ってもおいしいです。

オクラとミョウガ、ピーマンの梅おかか

栄養丸ごと☆イワシ梅煮

イワシに代表される青背の魚はオメガ3系脂肪酸やタンパク質が豊富で、食事に積極的に取り入れたいですね。梅干しと一緒に煮ると、イワシの骨がやわらかくなり、骨ごと食べられるようになります。

栄養丸ごと☆イワシ梅煮

鶏むね肉とワカメの梅肉サラダ

海藻に多く含まれるマグネシウムは、夏場に多くなる足つりの予防に役立ちます。梅干しの酸味が消化を助け、鶏肉に含まれるビタミンB6もマグネシウムの吸収を促進します。

鶏むね肉とワカメの梅肉サラダ

梅炒め

梅干しは炒め物の味付けにも活用できます。ぜひ塩だけで漬けた梅干しを使ってください。

梅炒め

鶏むね肉の梅肉おろしポン酢

梅肉とポン酢を混ぜたおろしソースで、鶏肉がさっぱり食べられます。大根には消化酵素のジアスターゼが含まれ、消化や胃腸の働きを助けてくれます。

鶏むね肉の梅肉おろしポン酢

鶏ささみと豆苗の梅マヨネーズあえ

鶏ささみと豆苗は電子レンジで加熱し、火を使わずに作れます。自炊の選手にもおすすめの1品。

鶏ささみと豆苗の梅マヨネーズあえ

鶏肉とヒジキの梅煮

ヒジキには鉄やカルシウムが豊富で、鶏むね肉には良質なタンパク質が含まれています。鶏肉のタンパク質と梅のクエン酸が鉄の吸収を促進します。

鶏肉とヒジキの梅煮

ミルフィーユ梅シソかつ

梅とシソの風味が食欲増進につながります。梅のクエン酸はエネルギーを作り出す時にも必要です。

ミルフィーユ梅シソかつ