簡単ワンプレートごはん

ケガ予防と疲労回復の食事は、タンパク質と鉄の補給がポイントです。朝食はこのようにワンプレートにすると食べやすいでしょう。

続けるためには手軽であることも大切です。冷凍や缶詰などもどんどん活用しましょう。

<主食>玄米入りご飯

玄米と白米を同量ずつ入れて炊く。1人分240グラム。

<主菜>シーフードオムレツ(調理時間5分)

材料(2人分)
卵…3個
アサリの水煮缶…1缶(85g、固形重量40g)
ミニトマト…2~3個
牛乳…大さじ1と1/2
塩、コショウ…各少々
油…小さじ1と1/2

作り方
❶ミニトマトは好みで 1/2~1/4ぐらいのサイズに切る。
❷ボールに溶き卵と①とアサリ、缶の汁を半分ぐらい、牛乳を入れ、塩、コショウで味を調える。
❸油を熱したフライパンで②を焼く。

※アサリは加熱済みなので、卵は好みで半熟でもOK。残った缶の汁はスープに入れてもうま味がアップ。

<副菜+牛乳・乳製品>カラフル野菜の洋風食べるみそスープ(調理時間5分)

材料(2人分)
牛乳…200ml
水…100ml
冷凍ミックスベジタブル…160g
ウインナー…2本
みそ…大さじ1

作り方
❶沸騰した水に、ミックスベジタブルと1cm程度に切ったウインナーを入れる。
❷再沸騰したら牛乳を入れ、沸騰直前にみそを入れて溶く。

※マグカップに水とみそを入れて溶き、レンジ加熱してから、残りの材料を入れてレンジ加熱してもOK。洗い物が減りますね。

<副菜②>ひよこ豆とカボチャのサラダ(調理時間8分)

材料(2人分)
ひよこ豆の水煮(缶詰やパック入り)…80g
冷凍カボチャ…90g(3切れ程度)
キュウリ…1/2本
マヨネーズ(低カロリータイプ)…大さじ1

作り方
❶冷凍カボチャをラップで包んで熱々になるまでレンジ加熱(600W、2~3分程度)。
❷カボチャをフォークの背などを使って軽くつぶし、ひよこ豆を混ぜる。
❸カボチャの粗熱が取れたら、サイコロ状に切ったキュウリとマヨネーズを混ぜ、好みで塩とコショウで味を調える。

※カボチャは生からゆでてもOK。冷蔵庫で3日はもつので、作り置きにお勧め。キュウリの代わりにチーズを入れたり、丸めてコロッケにしてもおいしいですよ。

<果物>
材料(2人分)
イチゴ…3個
キウイフルーツ…1/2個 

作り方
適当なサイズにカットする。

◆新出真理 管理栄養士。東京都出身。1987年(昭62)女子栄養大実践栄養学専攻科卒。筑波大大学院修了。大学での教育活動に加え、看護師や小中学校教員などへの卒後研修会講師、自治体や企業の健康経営や食育アドバイザーを務める。98年「1人1人の健康をサポートしたい」と願い、ヘルスサポート研究会カナンを設立。同会代表。

◆大埜礼華 管理栄養士、公認スポーツ栄養士。大阪府出身。2019年(平31)女子栄養大大学院修士課程修了。社会人男子ソフトボールをはじめ、高校硬式野球、高校ラグビー、大学ハンドボール各部、競輪選手などの栄養サポート、セミナーを行っている。

(2020年2月22日付、日刊スポーツ紙面掲載)