ボクシングのダブル世界戦の前日計量が28日に都内であり、IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチは両者ともに一発でクリアした。

計量をパスし、ポーズを決める岩佐(左)と挑戦者サウロン(撮影・狩俣裕三)
計量をパスし、ポーズを決める岩佐(左)と挑戦者サウロン(撮影・狩俣裕三)

 3月1日に両国国技館で初防衛戦となる同級王者岩佐亮佑(28=セレス)は55・2キロ、世界初挑戦となる同級13位エルネスト・サウロン(28=フィリピン)は55・0キロと、ともにリミットの55・3キロを下回ってパスした。

 岩佐は余裕の計量で最高の仕上がりを強調した。ネックレスをしたままでリミットより100グラム少ない55・2キロ。「昨日の夕方でリミットだった。コンディションは最高。いい仕上がり」と自信。計量後はウナギを食べ、夜は馬肉。ジムの先輩の店で刺し身、焼き肉に「メチャクチャうまい」というしゃぶしゃぶがお目当て。まさに馬力をつけてV1を果たす。

(2018年3月1日付日刊スポーツ紙面掲載)