第3回部活弁当選手権 優秀作品発表(4)

入賞ゆうこさん(神奈川県)43歳女性、高1男子バレーボール(169cm、63kg)

入賞

①平日のお弁当。お昼休みは練習があり、食べる時間が短いので素早く食べられるよう、ビビンバの丼ぶりスタイルとし、午後の練習も「頑張ってね弁当」としました。
②なかなか体重が増えないのが悩みです。お弁当にも入れられる、体を大きくする食材を教えてください。

山口美佐さんのコメント

体重が増えないとのことですが、競技特性を考え、現状で体調が問題なければこの量で食事を続けてみてはいかがでしょう。毎日体重をつけて、1日で1kgの増減があるときは気を付けて下さい。体を大きくする食材というものはなく体を大きくする食材というよりも、いろいろな栄養素をとるため、いろいろな食材を使って下さい。お弁当にも乳製品をプラスした方がいいでしょう。水分の乳製品が体内吸収が早いのでおすすめです。

入賞みやちさん(長野県)39歳女性、中2男子野球(173cm、58kg)

入賞

①大会の日のお弁当。ご飯は毎食500g。お肉は豚か牛のどちらかと鶏の2種類、野菜や果物はそれぞれ数種類入れています。調理法も油をなるべく使わないよう工夫し、地産地消にもこだわっています。お弁当を食べるタイミングが難しいですが、試合の合間につまめるように、補食は考えています。お弁当は「母から息子への手紙」。母は“一品入魂”、思いを込めて作っています。
②魚をお弁当に入れるとニオイが気になるようで、残すことが多いです。卵焼きやご飯に小魚やほぐし味などを混ぜるなどしていますが、ワンパターンになりがち。「フライならいい」と言うのですが、試合日に揚げ物は入れたくありません。量的にもたっぷり持たせているつもりですが、帰る頃には空腹でもう少し増やして欲しいと言われます。何をどのくらい増やせば良いのか悩みます。

山口美佐さんのコメント

「一品入魂」の思いが、とても伝わってきます。特にやせ型ではありませんが、もう少し増量したいところでしょうか。何をどのくらい増やせばいいかとうことですが、毎日体重を量り、練習後のゴールデンタイム(30分以内)に乳製品(のむヨーグルトや牛乳200ml)や果物で糖質を補うといいでしょう。以下のコラムも参考にしてください。
>> 毎日の食事・体重報告がサポートの要、エネルギー摂取量を調整して目指す体へ

入賞森比呂美さん(神奈川県)36歳女性、小3男子サッカー(125cm、24kg)

入賞

①練習試合後のお弁当。以下をポイントとしています。(1)エネルギー補給&使った筋肉補修を目的に炭水化物とタンパク質を多めに。(2)梅干しや果物、オレンジジュースで疲労回復できるようバランスを考えて。(3)帰宅のバスの中で食べるため、こぼしにくいことや片手で食べやすいことを意識し、おにぎり等に。(4)少食でたくさん食べられないので、少ない量ながらも効率良く栄養がとれるようにしました。
②おにぎりやおかずがワンパターンになってしまうので、バリエーションを増やしたいです。

山口美佐さんのコメント

栄養や食事についてとても勉強していて素晴らしいです。ポイントもちゃんとつかめていますし、お子さんの食べやすさも意識していますね。小学生の育ち盛りなので、乳製品を入れて下さい。筋肉修復のタンパク質は、水分の乳製品が1番吸収が早いですが、小分けになっているチーズなどでもいいです。「コキンパ」「管理栄養士のプロテインサンド」も参考にしてください。

入賞Naoさん(岐阜県)42歳女性、高2男子サッカー(187cm、76kg)

入賞

①毎日のお弁当です。サッカーで全国大会出場を目指す学校のため、体作りができるようにバランスのとれたボリュームのあるお弁当を心がけてます。
②お弁当の悩みは特にありませんが、いつもパターンが同じようになってしまいます。皆さんはどのような工夫をされてるのでしょうか。

山口美佐さんのコメント

バランスのとれたボリュームあるお弁当の心がけ、素晴らしいです。品数も豊富で、食べやすい工夫がされています。パターンが同じになってしまう場合、食材を決めて調理法を工夫するといいですよ。例えば、卵だったら、卵焼き、ゆで卵、炒め物…といったように。さらに味付けを変えると喜ばれます。ほかの食材も同じようにやってみてください。

入賞栗山知佳子さん(千葉県)50歳女性、高1男子陸上長距離(165cm、53kg)

入賞

①普段のお弁当です。バランスよく食べてもらおうと心がけて作っています。部活の後は、できるだけ早くのむヨーグルトを摂るように伝えています。夕飯までにおなかが空くので、おにぎりは帰るとき、果物は午前中の早弁用です。
②果物やデザートの持たせ方が難しいと感じています。

山口美佐さんのコメント

とてもおいしそうなお弁当ですが、見切れているのが残念なので、今度は1枚で全体を写していただけるといいですね。確かに、果物の持たせ方は難しいですね。今はミカンなどのかんきつ類が出回っているので、そのまま持たせたり、寒天で固めてゼリーにすると持ち運びしやすくなります。

入賞マミタソさん(青森県)46歳女性、小4男子バスケットボール(135cm、25kg)

入賞

①バスケの試合間に食べるサラダそうめんのお昼ご飯です。暑い時期にはリクエストされ、よく作りました。食べる時にタレをかけ、ふたをして振って混ぜてから食べます。これだと野菜もいっぱい食べてくれました。
②寒い季節のお弁当は、どんなものがいいのでしょうか。

山口美佐さんのコメント

素晴らしいアイデアですね。主食、主菜、副菜…と全部入っていて食べやすいです。冬場のお弁当もこのように1つにしてしまうと、子どもたちも食べやすくなります。保温性の高いお弁当箱に具たっぷりのシチューを入れたり、カレー弁当にしたり。冬場のお弁当もまた紹介してください。

入賞友井恵さん(奈良県)48歳女性、高2女子バスケットボール(162cm、53kg)

入賞

①試合日のお弁当です。豚汁をつけたいところでしたが、季節柄、まだいらないという娘を尊重しました。朝から出かけるので、アップの後移動中のバスの中、少しずつ食べられるように、一口サイズにして味を変えています。

山口美佐さんのコメント

品数が豊富で、とてもおいしそうなお弁当です。少しずつ食べられるという工夫は素晴らしいですね。お子さんの意見を尊重することもあっていいと思います。引き続き頑張って下さい。

入賞サブマリンの母さん(神奈川県)47歳女性、高2男子硬式野球(173cm、70kg)

入賞

①現在大学生の息子が高校時代、ピッチャーだった頃の昼食です。左は1000mlで半量が白米、サンマ蒲焼き、野菜入り卵焼き、山東菜の梅塩昆布あえ。右は2000mlで半量が白米、ドライカレー、ジャーマンポテト、スナップえんどう、ミニトマト、野菜と小エビとシラス入り卵焼きでした。体を大きくするためにタンパク源は数種類入れ、苦手な野菜も食べやすくし、熱中症や貧血予防のためにミネラルを意識して食材を選び、塩や砂糖もミネラルの多いものを使いました。限られた時間で食べきれるように、丼スタイルにスプーン持参でした。
②ケガや体調不良をおして、部活に出ていましたし、体を大きくしたいという息子の希望もありました。食事で何とかできないだろうかと毎食苦心していましたが、期待したほど体が大きくならず、何が足りなかったのか知りたいです。

山口美佐さんのコメント

ピッチャーは体力も必要ですし、お弁当量も多いので大変ですよね。苦手な野菜も工夫されていて素晴らしいです。ケガの時はエネルギー摂取量を落とし、良質のタンパク質を中心に食べます。体調不良の時は摂取量と消費量を見極め、毎日の体重の増減に気を付けます。何が足りなかったかは、この一食だけでは分かりませんが、乳製品、カルシウム、ビタミンCを入れてあげると、もっと整ったお弁当になったのではないでしょうか。

入賞etsuoさん(東京都)47歳女性、中3男子アイスホッケー(176cm、74kg)

入賞

①家での食事で野菜をたくさん食べられるので、お弁当はお肉中心です。みそ汁は野菜たっぷりの豚汁をつけています。ヨーグルト、フルグラ、バナナ、ミニあんぱんは補食です。

山口美佐さんのコメント

アイスホッケーもハードなスポーツですね。汁も工夫されていて良いと思います。今回は、フルグラ、あんぱんなどの補食は計算に入れていません。鉄が少し足りないので、切り干し大根やヒジキ、アサリなどを入れるといいと思います。